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2011年12月30日

年末・トリオ・ふゆみずタンゴ

記憶に、歴史に深く刻まれた1年が終わろうとしています

震災・原発
大切な、かけがいのない人との別れ
複数形では語れない、しかしあまりに多くの別れ

亡くなった人たちに背中を押されるようにして仕事をした気がします。

いみじくも震災の日に初演を迎えたのが、久しぶりに始めたジャズユニット、IIDA Masaharu Group

今年最後のライブもそのグループのピアノトリオ編でお送りしました。

尺八奏者の菅原久仁義さんがご来場してくださり、後半に2曲演奏も。
素晴らしかったです。
今年1年お世話になったメンバーの演奏も冴えていた(ドラムの舘山さんはHarvie Sとのツアー直後で切れ味抜群だし、ピアノの齊藤桃子も回を重ねるごとに演奏のスケールが増して凄いことになってきている)し一年の締めくくりらしいライブでした。
ありがとうございました。

セットリストはこんな感じです。

1st
1. 成層圏海月
2. Maiden Voyage
3. Marionette
4. Waltz for Thibor
5. You're Under Arrest

2nd
1. Hora Cero (w/ 菅原久仁義)
2. The Peacocks (w/ 菅原久仁義)
3. レントラーを呼ぶ風
4. Soon I Will Be Done With The Trouble in This World
5. Echo

2011.12.28
IIDA Masaharu Trio /Live at Coo

飯田雅春(Bass)
齊藤桃子(Piano)
舘山健二(Drums)
ゲスト:菅原久仁義(尺八)

少し前にYoutubeで公開した新曲ムービー「ふゆみずタンゴ」
通常は稲刈りの後水を抜いて乾かすたんぼに、冬の間も水を張る農法「ふゆみず田んぼ」をPRソングです。
ライブで演奏する音楽とは全くテイストの違う(?違わなかったりして笑)楽しげな曲。

バジェットとスケジュールの都合でコーラスを息子にやらせてみたら、これがまた予想外にすんなりうまくいってびっくり。
(メインのシンガーは松橋めぐむさん)

振付もあるので、お子さんがいる方は一緒に踊ってください ♪

来年は6月にリオでRIO+20が開催されますね。
セヴァン・鈴木さんの「リオの伝説のスピーチ」で知られる地球環境サミットから10年後の2012年版です。

この「ふゆみずタンゴ」はいわば生物多様性がテーマです。
なのでRio+20 にはぴったりでしょう。
ポルトガル語版、スペイン語版、英語版もつくって、Rio+20のサイドイベントでこの曲で子どもたちが踊ったりしたら楽しいなあ、と夢想しています。

Rio+20主催関係者の方、見ていらっしゃったら是非呼んでください〜!

曲中Aメロで生きものの名前が沢山出てくるのですが、現在公開中のバージョンは1番のみで春と夏の生きものが登場しています。
2番もあるのですが、こちらはまだ未公開。
反響が多いようなら2番もムービーで公開される可能性があります。

気に入っていただけた方はFaceBookやTwitterなどでも拡散いただけるとうれしいです。

なんだかとりとめのない記事になってしまいました。

今年も1年間、ありがとうございました。
新しい年が幸多き一年になりますことお祈り申し上げます。

by iidamasaharu

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