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2019年08月26日

CD 「風は知る/cotorytone」

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北海道で活動しているギター&ヴォーカルデュオユニット cotorytone(コトリトーン)の1st ミニアルバム「風は知る」が発売された。
ぼくはミックス・マスタリングと若干共同プロデュース的な役割で制作に携わった。

cotorytoneのヴォーカル松橋めぐむさんには、ぼくが小樽在住時代にいくつかの仕事で歌っていただいたことがある。
一番最初にめぐむさんの歌を聴いたのは、小樽で毎年開催されている「音座なまライブ」というイベントだったと思う。
ぼくが当時やっていた循環即興古楽楽団シクロで出演していたそのイベントに、彼女は別のユニットで出演していて、その透明感のあるまっすぐな歌声がとても印象に残った。その後、何度かCMやPVの音源制作に歌で参加してもらった。その頃の音源は例えばこんな

ふゆみずタンゴPV(作詞作曲:飯田雅春、歌:松橋めぐむ) 2011年
*当時は恥ずかしくて内緒にしていたけれど、ぼくと息子も一緒に歌っている。

今回またこのような形でご一緒できてとても嬉しい。
このCD制作に関して特筆すべきは、歌と楽曲だけでなく、そのアレンジとサウンドのセンスだ。
パートナーであるギタリスト山口展正さんは楽曲ごとに色々な表情で、グルーヴとサウンドの芯を奏でる。
曲によって、複数のボーカルトラックが重なり、時には声だけで一つの世界を描ききる。

最初この話を引き受けた時は「ギターと歌のデュオだから、トラック数もきっと2〜3トラックだし、ミックス作業は1曲やって方針決めたらあとは楽かな〜」などど呑気に構えていたのだが、実際に制作を始めると、すごい気合いの入ったトラック数のファイルが送られてきて冷や汗をかいたのも事実である。是非聴いて確認して欲しい。最大トラック数をあてた人にはプレゼントを差し上げたい。

冷や汗をかきながらこちらも気合いを入れ、がんばってミックスした勢いで、頼まれてもいないのに1曲リミックスバージョン(Sweet Pain - iida Remix)を作って送ったら、二人に気に入ってもらえたようで、CD購入者への特典音源として使ってもらえることになった。(ご購入いただいた方にダウンロードURLが届く仕組み)

そんなCD「風は知る/cotorytone」ダイジェスト版のPVはこちら。

CD購入は、cotorytoneのFacebookページからどうぞ。

by iidamasaharu

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